インターネットプロトコルを使用しネットワークとデバイスをつないでいるものには、すべてIPアドレスという数字が与えられています。IPアドレスはデバイスの特定や、接続を行う際に必要となります。
とはいえ、192.168.1.1 を含む全てのIPアドレスが公共のネットワークに接続できる訳ではありません。LinksysルーターのデフォルトIPアドレスのこの数字は、IPv4アドレスの16ビットの中で65,536個あるIPアドレスのひとつにすぎません。そのほかにも、192.168.1.1 から192.168.255.255 までのアドレスがこれらにあたります。
プライベートIPアドレスは、ローカルエリア接続(LAN)に使用され、IPv4アドレスを使い切ってしまった時期より使用されてきました。プライベートIPアドレスは、地域インターネットレジストリーの承認が不要なため、誰でも個人のインターネット接続をネットワークアドレス変換(NAT)を使用し配備することが可能となりました。公共のネットワークの中に、プライベートネットワークを構築し、増設するという手法が可能となったのです。
ホームルーターのメーカーは192.168.1.1を含むプライベートIPをデフォルトゲートウェイとして使用しています。http://192.168.1.1 とブラウザに入力するだけでアドミンパネルへ移動し、 ルーターの設定の変更を行なうことができます。
192.168.1.1は、米国のネットワークデータや家庭用、業務用ハードウェアを扱うメーカーのLinksysの多くの初期IPアドレスに使われています。
192.168.1.1 を初期設定とするLinksys ルーター の製品一覧はこちらです。
BEFDSR41W | CG7500 |
BEFN2PS4 | |
BEFSR11 | |
BEFSR41 | |
BEFSR41W | |
BEFSR81 | |
BEFSRU31 | |
BEFCMUH4 | |
BEFSX41 | |
BEFVP41 | |
BEFW11P1 | |
BEFW11S4 |
E1000 | EA2700 |
E1200 | EA2750 |
E1500 | EA3500 |
E1550 | EA4500 |
E1700 | EA5800 |
E2000 | EA6100 |
E2100L | EA6200 |
E2500 | EA6350 |
E3000 | EA6400 |
E3200 | EA6500 |
E4200 | EA6900 |
E5600 | EA7200 |
E800 | EA7300 |
E7350 | EA7430 |
E8350 | EA7450 |
E8400 | EA7500 |
E8450 | EA8100 |
E900 | EA8250 |
EA8300 | |
EA8500 | |
EA9200 | |
EA9300 | |
EA9500 |
MR20EC | MX4200 |
MR55003 | MX12600 |
MR7350 | |
MR75WH3 | |
MR75003 | |
MR83003 | |
MR90003 | |
MR9600 |
WAG120N | WRH54G |
WAG160N | WRK54G |
WAG310G | WRT100 |
WAG320N | WRT110 |
WAG354G | WRT1200AC |
WAG54G | WRT120N |
WAG54GP2 | WRT150N |
WAG54GS | WRT160N |
WCG200 | WRT160N-HP |
WHW0301 | WRT160NL |
WHW0302 | WRT1900AC |
WHW0303 | WRT1900ACS |
WRT300N | |
WRT310N | |
WRT3200 | |
WRT3200ACM | |
WRT320N | |
WRT32X | |
WRT330N | |
WRT350N | |
WRT400N | |
WRT51AB | |
WRT54AG | |
WRT54G | |
WRT54G-RG | |
WRT54G-TM | |
WRT54G2 | |
WRT54G3G-AT | |
WRT54G3G-AU | |
WRT54G3G-EU | |
WRT54G3G-ST | |
WRT54G3G-UK | |
WRT54G3G-VN | |
WRT54G3GV2-ST | |
WRT54GC | |
WRT54GH | |
WRT54GL | |
WRT54GR | |
WRT54GS | |
WRT54GS2 | |
WRT54GX | |
WRT54GX2 | |
WRT54GX4 | |
WRT54GP2A-AT | |
WRTU54G-TM | |
WTR54GS | |
WRT55AG | |
WRT600N | |
WRT610N | |
WRTSL54GS |
Linksys製のルーターを購入した際に、設定やウィザード設定を行うために192.168.1.1にアクセスする必要があります。
または、NetSpotを使用してWindows、MacOS向けに最適なネットワーク、チャンネルの設定の仕方を確認することで、より効果的な設定が可能です。
ルーターのアクセス方法を知り、実践したいいかなる理由においても、 Linksysは 192.168.1.1を使用してることを知っておくことをお勧めします。どのように設定を進めるかの手順は同じです。
ステップ1。
ワイヤレスでもアクセスが可能なルーターもありますが、Linksysルーターの場合はセキュリティー保護を理由に無線からの接続は拒否されてしまいます。
ステップ2。
ステップ3。
ルーターの初期設定でよく使われるユーザー名とパスワードはこちらです:
Iお使いのルーターのログイン名とパスワード名がわからない場合でも、Linksysのほぼ全てのルーターの初期設定パスワード は"admin"となっています。または、初期パスワードそのものの設定がされていない場合もありますので、"admin"または何も入力をせずお試しください。
その他メーカー共通で広く使われるデフォルトのログイン名、パスワードはこちらです:
ログイン | パスワード |
---|---|
admin | admin |
admin | パスワード |
admin | [なし] |
user | パスワード |
user | user |
administrator | administrator |
administrator | [なし] |
root | root |
root | [なし] |
sitecom | admin |
admin | michelangelo |
もしもデフォルトからパスワードをこ自分で変更した後に、パスワードを忘れてしまった場合は、リセットボタンを10秒間長押しすることで、購入時のデフォルト設定に初期化することが可能です。
リセットボタンを長押しすると、LEDが点滅します。点滅することで初期化が正常に行われていることが確認できます。リセットボタンの位置は型番により異なりますが、多くの場合は電源コードのすぐ横に配置されています。
または、 ルーターの設定ページから、ルーターの設定をリセットすることが可能です。
ユーザー名とパスワードを忘れてしまった場合にも、購入時の初期設定に戻すことで再度ログインをすることが可能となります。
192.168.1.1IPアドレスと、 デフォルトゲートウェイを使用したルーターへのログイン方法 をお分かりいただいたところで、アドミンパネルの詳細をご覧になり、ネットワークのスピードや安全性など様々な設定を行なうことができます。