10.0.0.1 IP アドレス は複数のプライベート24ビットブロックIPアドレスに使える特殊なIPアドレスです。ローカルエリアネットワーク(LAN)などに使われており、公共のIPアドレスには使用されていません。 インターネット経由でプライベートアドレスを開通させることはできませんが、役に立たない訳ではありません。
事実、10.0.0.1 のようなプライベートIPアドレスのおかげで、インターネットは決壊することなく保たれています。インターネットの標準メソッドであるIPv4コミュニケーションプロトコルだけでも、40億ものIPアドレスが存在します。そして、2011年4月15日には、地域インターネットレジストリが自由に割り当てられるIPv4の数の底が尽きてしまったのです。
そのため、ネットワークアドミニストレーターとインターネットプロバイダーは 10.0.0.1 のようなプライベートIPアドレスを使用し、IPアドレスの差し替えを行い、公共のIPアドレスの代わりになるように再配分しました。
IPv4コミュニケーションプロトコルはその後、次世代型のインターネットプロトコル第6バージョン、通称IPv6に取って代わるようになります。現在では25パーセントのインターネットがIPv6を使用しています。
ご自宅にルーターがある場合は、10.0.0.1の接続に適していると言えます。
注意!入力したIPアドレスが http://10.0.0.0.1 でないことを確認してください。10.0.0.0.1 のログインページは存在しません。
ログインウインドウが表示されます。
もしもデフォルトのユーザー名とパスワードが不明な場合、次の章のよくあるログインの組み合わせについてをご参照ください。
ルーターのアドミニストレーションページに移動したら( 10.0.0.0.1 は、ゼロがひとつ多い間違ったIPアドレスとなります、再度ご確認ください)設定をご自由に変更できます。IPアドレスの変更もログインページから可能です。
例えば、XfinityルーターやComcastルーターのログインページ( Xfinity/10.0.0.1 Comcast /10.0.4.1 または 10.125.3.1.)の場合、10.0.0.0 から 10.255.255.255までの間であれば、お好きなIPアドレスが設定可能です。10.0.0.0.1 はどちらにも使用することはできません。
WiFiの設定に関するいかなる変更を行なった際にも、簡単なのにプロ仕様のWi-Fiアナライザー アプリ、NetSpotを使用することをお勧めします。NetSpotはワイヤレスネットワークに必要な情報を全て提供してくれ、どのように変更すれば改善が図れるかを教えてくれます。
ルーターの製造元のメーカーにより、初期設定のユーザー名やパスワードは様々です。すべてのルーターを網羅することは不可能ですが、その中でも非常に一般的である10個のユーザー名とパスワードをご紹介します。
ログイン | パスワード |
---|---|
admin | admin |
admin | パスワード |
admin | [なし] |
[なし] | admin |
[なし] | [なし] |
administrator | パスワード |
administrator | [なし] |
recovery | recovery |
root | root |
root | [なし] |
もしもルーターのデフォルトが不明かつ上記の候補にも当てはまらない場合は、下記のメーカー別デフォルトパスワードリストをご参照ください:
10.0.0.1に接続できない場合の、主な原因を3つご紹介します