WiFiネットワークがご自宅、またはオフィスにある場合、どこからでもアクセスができるその便利さが快適さでもあるはずです。携帯や持ち運びのできるデバイスで自由にインターネットをアクセスできるのはとても重要です。ホームWiFiネットワークを導入すれば、ご自宅でどんなデバイスに接続でき、どんなソフトも操作できる便利なツールとなります。
WiFiルーターはご自宅にワイヤレスネットワークアクセスを作り出してくれます。インターネット回線に接続されたモデムが無線でデータを転送してくれる役割を果たします。電波のカバーされている範囲ではすべての通信デバイスが利用できます。ルーターなしでは、WiFiネットワークを得ることはできません。
WiFiをご自宅で個人利用されている方の多くがルーターへのログインを行なったことがないのも事実です。アクセスするために必要なものはパスワードのみという現状もあり、ネットワークアドミニストレーターへの接続方法も誰もが知っている訳ではありません。
その一方で、WiFiの設定や管理の方法を知っていることで、様々な設定が行えるのも事実です。数百万とWiFiルーターが存在しているのにも関わらず、それぞれのルーターが最適な設定であるとは限りません。万が一それらの状況に出くわした場合、ルーターにログインして設定を変更する重要さにお気づきになるでしょう。そこで当記事では、日常に不可欠な装置であるルーターにログインするメリットやその方法をご紹介します。
ルーターやWiFiに関する様々な設定がアドミニストレーターから行えます。セキュリティー設定の弱さは、マルウェアのようなウィルスの攻撃や、許可していないユーザーからのアクセスなどの攻撃を受ける可能性をもたらします。ワイヤレスネットワークの保護の3つの機能を以下で紹介します。すべてルーターのアドミニストレーターから設定が行なえます。
変更すると便利なネットワーク設定も同じくアドミニストレーターから設定することが可能です。
ネットワーク名 — ネットワークを接続する際に表示される名前がこちらです。WiFiが多く飛び交う中では名前を設定することで自分のネットワークをわかりやすくすることもできます。もしも許可していないユーザーからのアクセスを避けたい場合は、SSIDを隠して非公開のネットワークに設定することもできます。
チャンネル — WiFiネットワークがデバイスへデータ転送する際のチャンネルがお選びいただけます。ルーターの中には使用の際に状況に合わせて自動でチャンネルを変更してくれるものもあります。ネットワークのチャンネルの変更を行うことで、ネットワークのパフォーマンスの向上が期待できることが多くあります。
ルーターの製造ものやモデルにも異なりますが、ルーターの設定からその他様々な変更がご利用いただけます。外部ストレージに接続して電波の強度を高める機能や、特定の期間やサイトにアクセスできなくするお子様向けの管理モードなどがご利用いただける場合もあります。お使いのデバイスがどれに対応しているかは、各ルーターの説明書をご参照ください。
WiFiルーターへログインするメリットがおわかりいただけた所で、次にどのようにルーターにログインするかをご紹介します。お使いのルーターに関係なく、ログインの手順は似通っています。当記事では一般的に広く使用されている3つのメーカーのルーターを例にご紹介します。D-Link、Netgear、Linksysのルーターを代表例としご紹介します。細かい違いはありますが、大まかな手順は共通しています。
どのルーターにアクセスするにも、以下の2つの情報は必須となります。
ログインID –ルーターにアクセスするためのアカウント名となります。初期設定から変更を行っていない場合は、こちらのhttp://www.routerpasswords.com/ から確認することも可能です。世界中のさまざまなルーターのメーカー、モデルに対応したリストとなっています。
ルーターIPアドレス — ルーターのログインページへ移動するには、ルーターのIPアドレスをURL欄に入力する必要があります。IPアドレスの探し方は以下となります。
それらの情報が入手できたら、ログインを開始します。ログイン方法はメーカーにより異なりますが、大まかな手順についてを以下でご紹介します。
これらの3つのログイン方法が似通っているのと同様、ほとんどのルーターのログイン方法はほぼ同じような手順となります。アドレスとパスワードが必須の情報となりますが、パスワードが変更されていたり、不明瞭な場合はどのようにすればよいでしょうか?その方法を以下で紹介します。
ルーターの設定変更を行いたいのにパスワードがわからない、利用不可能の場合は、以前にパスワードが変更されていてそのパスワードがわからないといた場合があります。利用不能の場合はその理由にかかわらず、どのようにアクセスすることが可能でしょうか?
最も簡単な方法は、ルーターをリセットすることです。全てのルーターの本体のどこかしらにルーターのリセットボタンが備わっています。リセットはこれらの状況を想定して作られているので、まずはリセットを行いましょう。リセットボタンを10秒ほど長押しすると工場の出荷状態にルーターがリセットされ、デフォルトパスワードに設定が戻ります。
リセットを行うことで、すべての設定が初期状態に戻るため、ルーターの設定を以前に変更している場合その設定もすべて元に戻ってしまいます。リセットをした状態でも継続的に電波に接続できる状態であることを事前に確認しましょう。また、変更を行った場合は、次回のログインに備えIDやパスワードをきちんと控えて起きましょう。